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M0.0NSHOT:世界初のネット・ゼロカーボン・シューズ

2024年春 発売予定。

シューズのカーボンフットプリントの業界平均は14kg CO2e 。それに対してAllbirdsは、カーボンオフセットに頼ることなく0.0kg CO2eの革命的なシューズを生み出しました。

世界初をお披露目

6月27日に歴史的なM0.0NSHOTが世の中にお披露目されました。コペンハーゲンで開催されたグローバルファッションサミットにて、世界初のネット・ゼロカーボン・シューズのデザインをお披露目しました。同時に、「ネットゼロ」を達成した方法をオープンソース化し、RECIPE B0.0K という名前で業界全体に公開しました。

ゼロを達成するまで

「M0.0NSHOT」は、Allbirdsが創業以来、事業や製品において体系的にCO₂削減することに注力してきた、長年の努力の結晶と言えます。

2018年に開発したSweetFoam®︎(サトウキビ由来のカーボンネガティブなミッドソール)を進化させ、M0.0NSHOTに使われたフォームを開発しました。そして2020年には全商品にカーボンフットプリントを表示した世界で初めてのファッションブランドとなりました。その1年後、アディダスとのコラボレーションを通して、当時世界で最もカーボンフットプリントが低い(2.94kg CO2e)シューズを開発しました。

次のステップは自然と明確でした。
不可能を実現するべく、ネット・ゼロカーボン・シューズを開発することでした。(Shoot for the moonと英語では言います)

(0.0KgCO2eの算出方法を知りたい?こちらをご覧ください。)

母なる大地が導いたマイルストーン

ゼロカーボン・シューズ開発の夢を抱いてから、再生型農業から調達されたウールが成功の鍵を握ると感じていました。
ネット・ゼロカーボンの農業を実現する上質なメリノウールを生産するLake Hawea Stationと出会ってから、その直感は確信に変わりました。
Lake Hawea Stationはネット・ゼロカーボンを達成するだけでなく、排出する温室効果ガスよりも多く吸収する再生型農業を実現したからです。それは主に、在来種の植え付け、整地、新しい牧草種などに焦点を当てた、ベストクラスの開発プログラムが実現しています。

こちらからもっと詳しく知る。(現在は英語のみ。日本語は随時追加されます。)

最初から最後まで、スーパーナチュラルなアプローチ

再生型農業から調達されたウールは、今回の成功となった一つの要素に過ぎません。M0.0NSHOTをゼロにするためには、次の項目にも力を入れました。

カーボンネガティブなサトウキビ由来のミッドソール、SuperLight Foam Midsoleは70%がバイオベースからできています。

カーボンネガティブ バイオプラスチック アイレットはメタン(羊のゲップから発生する成分と同じ)をプラスチックのように成形できるポリマーに変換する微生物から、カーボンフットプリント「ゼロ」で構成しました。

これまでで最もカーボン効率の良いパッケージ方法は、輸送時の無駄なスペースと重量を削り、
低炭素の輸送としては、バイオ燃料での海上輸送や、電気トラックでの港から倉庫間の輸送を実現しています。

未来を変えるシューズの製造方法は無料でお配りしています。

Allbirdsにとっては小さな一歩ですが、他の企業が参加すれば、ファッション業界にとって大きな飛躍となるかもしれません。だからこそ私たちは、ゼロを達成したツールキットをオープンソース化し、より良い未来に向かって業界全体で前進できるようにしています。(現在は英語のみですが、日本語は随時追加します。)